毎日コムネットの優待は期待はずれ?
近況
7月の月次決算が終わり、いよいよ夏休み間近モードになりました。今回は5.5営業日取得する予定なので、ルーティンタスクをかなり手際よく片付けていく必要があります。
経理担当になってから4か月が経ち、それなりに全体が見えてきた気がします。去年までの企画畑の仕事との最大の違いは、正解がきちんと定まっていて、やり方を改善していくというアウトプットがはっきりしていること。おそらく、両者のスキルをバランスよく身に着けていくことが、ゆくゆく自立していく上で大事だと思います。
企画畑の仕事は経理業務に役に立たないかと思いきや、調整力は結構活きてきます。経理生え抜きだと、どうしても周囲から見て、"THE 間接部門"という扱いになってしまいますが、別の経験があることで、他部署との調整もしやすく、それがアウトプットのスピードにつながってきています。結局、自分で2時間考えるより、10分で解決できそうな人がいれば、その人に投げてしまうのが手っ取り早いし、それが全体最適でもある、ということだと思います。(いざというときのために、2時間かけて自己解決する力もある程度は必要ですが。)
週間パフォーマンス
日経平均はほぼ横ばいの中、前週比2.58%という大幅な下落となりました。マザーズ指数が週間で3.2%下落しているのをはじめ、中小型株には厳しい相場展開の1週間だったようです。
ちなみに、今週の下落幅(金額ベース)は週次パフォーマンスを取り始めてから2番目でした。まあ、いまのところは7月の調整といえばそれまでですね。
目先の相場観としては、政権リスクはあるものの、日経平均は大崩れはせずに19,000-21,000くらいのレンジで当面動くような気がしますが、マザーズを筆頭とする小型株については、年初から上げてきた分の調整もあり、大きく崩れるリスクが高そうな気がしてきています。
前週末 | 今週末 |
騰落率 |
騰落率 |
|
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週間 | 年初来 | |||
ポートフォリオ | 11,889 | 11,590 | ▼2.58% | 37.7% |
日経平均 | 19,955 | 19,952 | ▼0.02% | 4.20% |
個別銘柄騰落率
主要個別銘柄の騰落率も厳しめでした。日本ギア工業は平均取得単価439円で参戦。
注目IR・イベント
ラクトジャパン
4,420円で手放しました。1部昇格はまだですが、すでに取得単価の3倍以上になっており、夏の相場で調整が入る可能性も考えて、キャッシュポジション確保のため一旦手放すことにしました。ラクトジャパンはNISA取得での一番の成功例となりました。
日本ギア工業
いまいちな決算と合わせて太っ腹な株主優待新設IRで個人投資家の間で人気急上昇な銘柄です。今回は分割がらみではないですが、昨年でいうBRホールディングスとかアクトコールとかブロードリーフあたりを彷彿とさせます。堅そうな業種でPBRあたりの指標からみても下値リスクはそれほど大きくないと思われるため、良い案件と判断し、1,000株参戦しました。地合いの影響次第なところはありますが、総合利回り4.5%となる株価580円近辺までは上昇余地があるとみています。
マルコ
来週POが行われます。直近のRIZAP系列会社のイデアインターナショナルのPOは散々な雰囲気でしたが、今回も懲りずに参戦してみようと思います。最悪400円あたりでは優待利回りを意識した下支えがあると思いますので、イデアみたいなことはないのでは?と読んでいます。(4日の終値が441円なので、5%のディスカウントとSBIのIPOチャレンジポイントを勘案すると取得単価はほぼ400円。)
毎日コムネット
ベネフィットステーションにログインできるようになりました。
一通り見てみたのですが、正直活用方法がわからない内容です。ベネフィットステーション自体は類似の福利厚生サービスと比べて使い勝手も良さそうですが、毎日コムネットの株主優待のダイジェストコースというのは、どうも色々と制約がついたステータスのようです。
典型的な例としては、ベビーシッター等の補助金が得られるすくすくえいどはこのステータスでは利用できないことになっています。
飲食店の割引等は出先でうまいこと使えればよいのかもしれませんが、わざわざそれ目当てで外食するほどの魅力はないと思います。
今のところは業績と配当だけで十分良い銘柄ではあるのですが、100株では無理でも、段階的にA会員、B会員のステータスが得られるような優待を検討してほしいところです。
GSIクレオス
親会社(持ち分比率は15%程度ですが)の急騰と4日引け後発表の好決算が材料になりそうです。先月末に一瞬170円あたりまで上がっていますが、今回はそれを超えてくることに期待したいところ。
あまり詳しい説明はありませんが、セグメント別の1Qの売上・利益を過去3年分見てみると、
今期はもともと利益率の高い工業製品関連事業のセグメントが好調のようです。結構ざっくりなセグメントですが、短信を読むと、「米国における化学製品(半導体需要に絡む)」とありますね。
一方で売上の大きい繊維事業の方は減収減益のようで、戦略的な分かれ道、といった感じですが、今回の決算自体はうまく立ち回れているといえるのではないでしょうか。
今週の1曲:「靴の花火」/ヨルシカ
Bメロからサビにかけての曲の展開が素晴らしいですね。ボーカルのクオリティーも安定して高く、初登場にして貫禄を感じるユニットです。
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