オルトプラスの本決算発表と展望
近況
米国大統領来日の影響でオフィス周辺の警備体制が厳重化されていたり、メトロのごみ箱が撤去されたり、コインロッカーが使えなくなったりと、いつもと違う雰囲気でしたが、出国するやいなや、早々に解散して元通り、という変わり身の早さには驚きました。
保育園もだましだまし通っていますが、昨日あたりからちょっと風邪気味な様子。
最近は意思疎通がとれるようになってきて、言葉は話せなくとも、日常的な要求をジェスチャーで伝えられるようになったようです。
例）
おなかすいた・・・食事椅子にすわる
のどがかわいた・・・ケトルかミルク缶を指さす
外行きたい・・・だっこひもか靴下をもってくる
おむつ替えてほしい・・・新しいおむつをもってくる
遊びたい・・・絵本とかおもちゃ箱をもってくる
眠い・・・布団の上に移動して毛布かまくらを引っ張る
要求がわかりやすいので、対応が楽になった反面、普通にジェスチャーで伝わってしまうので、逆に言葉が話せるようになるのが遅くなるのでは？という懸念も。
週間パフォーマンス
久々に日経平均の乱高下が見られましたね。一時23300円超えまでいったという勢いは迫力がありました。
終値では、ほとんど元通りで夜間ではさらに下げているわけですが、目先の動きは読みづらいですね。
ポートフォリオの方は日経平均が急激に上げているときもほとんど横ばい程度で、決算発表関連以外の値動きは落ち着いていました。
パフォーマンスと直接関係ないですが、一部銘柄の損失確定をして、確定利益総額の調整をしています。
| 前週末 | 今週末 |
騰落率 |
騰落率 |
|
|---|---|---|---|---|
| 週間 | 年初来 | |||
| ポートフォリオ | 13,661 | 13,512 | ▲1.1% | 65.1% |
| 日経平均 | 22,539 | 22,681 | 0.6% | 15.7% |
個別銘柄騰落率
注目IR・イベント
オルトプラス
本決算発表。事前の日経新聞の飛ばし記事のおかげで期待先行感があり、決算発表後はやや下落。といっても、金曜日は思ったより踏みとどまったような気もします。
当面もう一段下げるかな、というところ。
ただ、決算説明資料は毎度のことながら、この時価総額の企業としてはかなりクオリティー高いな、と思います。
何より、それほどこの分野に詳しくない株主であっても、きちんと読めばそれなりにビジネスモデルを把握できるような内容になっているのが秀逸。
気になった点をざっとレビュー。
４Qの売上の伸びは３Qの決算時に予告があった通り、過去最高を大幅に更新してきました。
営業利益ベースでももう少し伸びると良いのですが、この手の企業はまずは売上拡大できてこそなので仕方のない面もあります。
開発費の費用化の仕組みのところはなるほどな、と思いました。
税法面からはそれが許されるの？という意外性がありましたが、この業態には合理的な気がします。
逆に、他のゲーム会社では、キャッシュフローを見積もった上で開発費を資産計上している、ということなのでしょうか。
そのあたりも追々調べていこうと思います。（そういえば、ゲーム会社ではないですが、うちの会社のシステム部門の人件費も一部資産計上していたような。）
そういう意味では、ゲームが売れなかったから特損、というのもよくわからない話な気もしますよね。
で、言い訳チックではありますが、仮に開発費の資産計上を採用していた場合は、今期の水準でもほぼ営業利益プラマイゼロ水準まではきていますよ、という説明。
そこからの、今後の展望の話。
仮に、この通りいった場合は、年間売上120億円（今期33億円の4倍近く）水準。
業態からして、この水準までくれば限界コスト比率はそれほど高くないはずなので、10％以上の当期利益率にはなるかと。
そうなると、EPSで100円超えも視野に入ります。
来期とは言わないですが、2，3年のうちにこのレベルになれれば、株価もかなり伸びるはず。
まあ、なかなかゲーム株に関しては業績で買われるものでもない気がするので難しいところですが、ここに関してはちょっと期待して持ってみようかな、と思わせるものがあります。
今週の1曲:「世界の別名」／MUSIQUA
気持ち良い気候の日に外に出ると、なんとなく口ずさみたくなる曲。
この10年でおそらく2万曲くらい邦楽を聞いてきましたが、その中で一番身近に感じる曲です。
日常の色んな不満も、天気の良い日に散歩しているとどうでもよくなってくる、そんな感覚が良いですね。
PVの光景は表参道の駅周辺、半径数百メートルの移動ですが、そう思って散策してみると確かにきれいでおすすめです。
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