AIがプレイリストを作ってくれるこの時代に、あえて2017年のプレイリストを残しておきたいのです。
たまには投資と関係ない記事を。
今年ちょっと話題になった
結婚しなくても幸せになれるこの時代に、 私はあなたと結婚したいのです。
というフレーズからタイトルを拝借してみました。
AmazonのFire TVを導入してPrime Musicの便利さにどっぷり浸かっていますが、そんな時代だからこそ、自分の感性を大事にしたいな、と思います。
投資の週報記事の一コマで細々と続けている「今週の一曲」の集大成という形で、10曲レビューを残しておきたいと思います。
第10位:もしも僕に/関取花
もしも僕に子供ができたら伝えたいこと、というテーマで想いが綴られているわけですが、なるほどな、と思う言葉が色々と出てきます。
人生なんてそうさネタ探し
楽しんだもん勝ち そういうものだよ
特に、これは良い言葉ですね。 結局、充実させられるかどうかはある程度以上は能力とかお金ではなくて、これに尽きるのだと思います。
なりたい自分の像というのがあるのはもちろん悪いことではないけど、正解を一つに決めつけないこともまた大事。
熟考することも大事だけど、ある程度のリスクのことであればやってみたもの勝ち。
ほどなく訪れる平成の次の時代は今まで以上にそういう世の中になりそうですね。
第9位:ターミナル/小田和奏
骨太で哀愁があって、ゆったり構えていて、小田さんの声は男声ボーカルで一番憧れます。
ためらいに飲み込まれそうな夜
立ち止まったあの背中にいつかの僕を重ねた
ターミナルという言葉は、直訳の「終着駅」とは違ってその先の道が見えているようで不思議と前向きなイメージですよね。
学生時代は、放っておいても節目はいくらでもあるけど、社会人になると、ときどき自分で立ち止まって振り返らないと
気づいたら意図しないところに着いてたということになりかねないので注意が必要ですね。
第8位:歌鳥風月/Aimer
Aimerはアイドル全盛のこの時代にボーカルで勝負して成功している数少ないアーティストというイメージです。
ストリングスが効いたアレンジの曲が多い印象の中で、アカペラに近いこの曲はとても斬新に聞こえました。
第7位:なまえ/片平里菜
スタイリッシュなイメージのアーティストでしたが、シンプルに聴かせる曲も良いですね。
歩くことを覚えた日から、もうひとりの人になる
というフレーズにドキッとさせられました。 この当時はまだやっと寝返りができるようになったくらいだった息子も、すっかり安定した足取りで歩けるようになりましたし、本当に早いものですね。
第6位:山椒魚とアメちゃん/heliotrope
綺麗なピアノの旋律と不思議な世界観のPV。
繰り返し聞いても正直あまりメッセージは入ってこないのですが、でも気になって聞いてしまう、そんな曲です。
第5位:打上花火/DAOKO
この曲はセールス的にもかなり伸びて、コンビニの有線とかでもよく流れていましたね。
米津さんは前からよく聞いていましたが、DAOKOは今回初めてじっくり聞きました。
サビのところが破裂音の韻を大事にしてよく練られていて耳に残りますね。
第4位:晴天前夜/ウォルピスカーター
ボーイッシュな女声ボーカルだと思いきや、まさかの男性とのこと。
重たい雰囲気の歌詞ですが、不思議と聞いた後で浄化されるような、そんな感覚です。
第3位:sakura wishes/まらしぃ
子供が寝た後に、この曲を聴きながらちょっと一息つくと贅沢な気分になれます。
花びらが舞うアクションとキーボードのタッチが連動したPVも最高に格好良いですね。
第2位:勿忘草の待つ丘/南壽あさ子
南壽さんのうたには去年・今年と本当にお世話になっています。
生まれたときからずいぶん色んな曲をかけていますが、
断トツで南壽さんの声が安心するらしく、良く寝付けます。
実際、夜泣きを乗り切るためにずいぶん助けてもらいました。
夏にインストアライブに赴いてみましたが、真面目でちょっと不器用で、職人気質・・、そんな商業音楽っぽくないところが良いですね。
第1位:あお/Kaco
今年聴いた中で、一番私の感性に近いな、と思った曲です。
この実用性のない日常感の中でほんの少しだけ前向きになれるようなところこそが、私が音楽に求めているもの、だと思います。
こりごりな日々を抱きしめて
変わらない明日を目指すのさ
不器用に愛し続けながら 愛想をつかしながら
終わりのない旅の向こうへ 朝焼けを探しに行くんだ・・・
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