EXPO2025 大阪・関西万博訪問記 その2 パビリオン・イベント関連の感想

交通アクセスや会場運営などの全体的な感想は前記事で触れたので、今回は、中身の部分についてコメントします。おおよその訪問パビリオンは以下の感じでした。(大人2人、小学生1人で訪問)

全体のテーマが「いのち輝く未来社会のデザイン」という中で、それぞれのアプローチがあるわけですが、広義にはあまりよく知らない国の文化やその地での暮らしの在り方を知る(それぞれの国の暮らしを尊重する)こと、というのもテーマにあてはまるとは言えそうですね。雑多なコモンズ館を巡る中で、ブルンジのブースの閑散とした感じが目に留まって、確か、かなり貧しい国だったような、と思って調べてみると、やはり内戦などでかなり厳しい経済状況のようで、なるほど、という感じがしました。
動的平衡館
主題へのアプローチという観点で、シグニチャーの1つの動的平衡は面白いと思います。福岡伸一氏の著書は何冊か読んだことがありましたが、今回の展示の中でも他と違った存在感を放っていました。動的平衡の考え方自体は、結構哲学的なところも感じます。

英国ナショナルデー
英国のナショナルデーイベントはBBCのPlanet Earthがメインでした。Youtubeで色々なコンテンツが溢れる中でどこまでがリアルかわからなくなる感覚もありますが、ふと立ち止まって考えると、この内容を実際に撮影するというのは改めて凄いな、と思います。ボーカルとオーケストラと並行して、という特別仕様でした。(トレーラー)小学生にはちょっと堅いかも、と懸念していましたが、そんなことはなく、90分近く楽しんでいました。
日本館
展示の構成という観点では(今回入れた中では)日本館はやはり突出していたと思います。ハローキティやドラえもんのキャッチーさはもちろんありますが、それだけで押す感じではなくて、展示のテーマに合わせて無理なく起用していました。館内の佇まいと展示としての細やかな気配りも含めて、流石でした。小学生から見ても、納得感のある内容だったようです。このエリア↓はキャラクターの説明を全部熟読していました。

あと、Brick Bearがかなり登場していて(そういえば公式のお土産ショップでも見かけて)、何だろうな、と気になりましたが、その場で調べたところ、協賛の企業の中に名前があったのですね。

チュニジア館レストラン
2日目の朝に夢洲駅で切符を買おうとしている海外の方に声をかけられて、少し話しました。万博関連での来訪かはわかりませんが、チュニジアから来ていたようでした。そういえばチュニジア館のレストランはちょっと話題になっていたような、というところもあって、夕飯に立ち寄りました。その場の出会いで行動が変わる、こういうのも面白いところですね。会場内の物価を考えるとお手頃で異国感がありつつ美味しいのでお勧めです。
アゼルバイジャン館
3日目ラストに立ち寄ったアゼルバイジャン館では、コロナ禍前、家族でバクーに行った時の話をスタッフさんにしたところ、コーカサスのことを色々と教えてもらえました。普段はヘイダルアリエフセンターで働いていて、万博に出張で来ているのだとか。ロシア経由が難しくなって、日本→アゼルバイジャンも行きづらくなりましたが、また数年後に訪ねてみたいです。
ミャクミャクくじ
初日歩き回りましたが、見つけられず、そういえばどこにあったんだろう、と調べてみると、シャインハットホールに行く時に近くを通っていたようです。(時間帯的にクローズしていたのだと思います。)
結構並ぶという話もあり、(他のパビリオンも比較的入りやすい時間なので迷いもありつつ)2日目の朝入場後に直行。待ち時間は30-40分というところで、最近の状況からすると早い方だと思いますが、事前に知らなかったら諦めそうな並び具合でした。1体欲しいけど、2体あっても…ということで、息子が1回のみトライ。

まさかの2等当たりでした。結構人目を惹くサイズ感なので、会場内で持っている分には良いですし、記念になりました。自分の子供時代を振り返っても、この種のくじが当たるのはなかなか無い経験だよな、と思います。
カザフスタンのアスタナ万博の時は息子も0歳児で訪問前後がかなり大変(手足口病、胃腸炎、ヘルパンギーナ・・・)でしたが、今回は翌週も通常稼働できていたのは成長を感じます。
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